東洋医学・鍼灸医学・身体・健康・食に関する本の書評 東洋医学・鍼灸を学ぼう! produced by 表参道・青山・原宿・外苑前・渋谷・東京都内のはりきゅう院 源保堂鍼灸院 肩こり・腰痛・生理痛・不定愁訴・頭痛・眼精疲労など
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東洋医学・鍼灸を学ぼう! 東洋医学に関する本 (東洋医学・鍼灸関連本)

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『発達が気になる子のサポート入門 発達障害はオリジナル発達』 阿部利彦著 学研新書 reveiw by 表参道・青山・原宿・外苑前・渋谷・東京都内のはりきゅう院 源保堂鍼灸院 肩こり・腰痛・生理痛・不定愁訴・頭痛・眼精疲労・不妊症

『発達が気になる子のサポート入門』

著者
阿部利彦
発行
学研新書
価格
760円(本体価格)
お薦め度
☆☆☆☆
数々の例を挙げながら、発達障害との向き合い方を考える本。発達障害だからという視点ではなく、オリジナル発達という著者独特の視点に愛情を感じる好著。

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 小児鍼をしていますと、多くのお子様と出会います。改善したい症状の一つに、多動的傾向を挙げる方がおります。そもそも子どもは元気なもので、周りの制止を振り払うのは当然です。東洋医学では、子どもは陽の気が多いと考えますので、病気になったときの症状の早さも含めて、何事も動きやすいという見立てをしますから、動くことに関しては寛容なところがあります。。逆におとなしすぎるお子さん、子どもらしくないお子さんの方が逆に心配にもなったりするものです。ですので、お子さんが動き回って言うことを聞かないからといって、それがそのまますなわち多動症というわけではありませんし、すぐにそちらのカテゴリーに分けてしまうのはどうかと思います。
 しかしそういった、体力があまりにあまっている元気なお子さんとは別に、明らかに、何かに特異的に怯えたり、ある科目に特別な苦手意識を示し、そこから過剰な振る舞いをはじめて手が付けられないお子さんがいます。こういった場合は、いわゆる「注意欠陥多動性障害(ADHD)」「学習障害(LD)」を検討し、適切な対策をしていく必要があるかと思います。しかし鍼灸院でその判別をすることはできませんし、トータルでフォローすることは難しいところがあります。

 そこで、鍼灸師として、「注意欠陥多動性障害(ADHA)」「学習障害(LD)」に対して何が出来るのかという守備範囲を認識しておく必要があると思います。そのために、先ずは、「注意欠陥多動性障害(ADHA)」「学習障害(LD)」というものがどういったものなのかを知ることが大切で、さらにそこからどういった症状を起したりするのか、そして周りはどういった接し方をしたらいいのかと、順を追って理解していく必要があるかと思います。

 冒頭に挙げました本は、サブタイトルに“発達障害はオリジナル発達”とあるように、発達障害を病気としては捉えていません。大人でも、誰にでもあるようなこだわりが、過剰に強くなっていたり、個性が強く出すぎて社会と齟齬を来しやすい、そういった視点が根点にあるように思います。ある本では、多動症の分類に躍起になっているものもありますが、それではなかなか周りの理解はすすまないのではないかと思いますが、この本は、発達障害への理解が感覚としてよく出来るのではないかと思いますし、その感覚的な理解が出来るからこそ、発達障害のお子さんへの接し方のはじまりができるのではないでしょうか。そして、本書を読んでいくと、言われなくても分っているはずのことが、実は全然分っていなくて、言われてみて改めて気づくと言うところが多くあります。著者自身も、あとがきの中で、「発達障害のある子どもたちは、「当り前」のことが大切にされていない厳しい現実の中で生きているということをまず知って下さい」と記しています。
 発達障害のことを考えると言うことは、何も特別なことを考えることではありません。発達障害のことを考えると言うことは、社会の不都合を考え、改善していこうという営みにつながる、私たちの生活の見直しそのものにつながるのだと、本書を読み終えて感じることが出来ました。
 鍼灸師として出来ることは限られているかもしれませんが、こういったことを理解してお子さんと接することで、治療の幅(小児鍼が発達障害のお子さんに出来ること)も広がるのではないでしょうか。

その他の参考図書

『育てにくい子にはわけがある』 木村順 『発達障害を見過ごされる子ども、認めない親』 星野仁彦 幻冬舎新書『発達障害と呼ばないで』 岡田尊司著 幻冬舎新書『わかりやすい小児鍼の実際』 谷岡賢徳著

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